久しぶりのアジトは、 前と変わらず海の酸っぱい香りが漂っていた。 …懐かしい。 中へ入ると、 聖を心配していたのか ずっと起きて待っている新の姿があった。 「聖………って、奏ちゃん!?」 「久しぶり…」 「どうして奏ちゃんが…」 驚愕している新を落ち着かせるかのように 聖が話を割り込んできた。