「…俺は何としてでも『颯奨組』をぶっ潰す。ついでに『林寺組』もな」 掴んでいた髪の毛を離すと、 達哉は再び玲香に語りかけた。 「最後にもう一度聞く。俺と来るつもりはないか」 「…ないわ。私はここにいるの」 「なら勝手にしろ。次会った時はぶっ潰す」 …最低だよ、この人。 玲香さんをぶっ潰すだなんて。 「じゃあな、久遠奏。あんたはそのうち餌として迎えに来る」 達哉は不気味に笑い声を響かせながら その場を立ち去ってしまった。