2人の総長に愛された地味子ちゃん。


その母親は奏と和人に気づくと、


深く頭を下げて柚希と立ち去った。




「…ママと出会えてよかったね」


「そうだな」


「…ねぇ、和人」


「何だ」


「私、少しだけ未来の事考えちゃった」


そう…私と和人の未来。


「俺も」


和人は照れくさそうに笑っていた。


えっ………?