「…奏だよな?」 「当たり前でしょ。好きな女の顔も分からないの?」 「…何で、三つ編み?メガネ?」 まさか、私がこんな姿で来ると思わなかった? だから気づかなかったのね。 「デートだからもっと可愛く来いよ!」 「だって…聖たちに見つかったら大変でしょ?」 和人はため息をつくと、 奏の手を引っ張って近くの美容室へ向かった。