2人の総長に愛された地味子ちゃん。



…きっと、不気味な女って思われてる。


気持ち悪いよね、私。



立ち上がろうとした時、


その男に腕を掴まれた。



「っ…」


「お前、名前は…?」


何で…そんな事聞くの?


「紅遠…奏」


「奏か。俺は…佐久間和人だ」


「えっ?」


佐久間…和人?


この男の名前?


「手当てしてもらったし…お前、友達とかいなさそうだから特別に俺がなってやるよ」


「はぁぁっ!?//」


友達…!?