「それでも行きたいの!」 「っ………!?」 しばらくすると、 その女はめんどくさそうにため息をついた。 そして……… 「…ここから少し離れた廃墟の倉庫」 「えっ?」 「あんたがここに来るまでにあった信号を右折してしばらくすると廃墟の倉庫が見える」 廃墟の倉庫ね…。 「ありがとうっ!」 深く御辞儀をした奏は 再びタクシーに乗り込んで廃墟の倉庫へ 向かった。