深夜1時を過ぎていた。


不安で眠れない。




もう、始まってるのだろうか。


何も出来ないまま…ここにいていいの?


和人は私の為に………。




………。


…………行かなきゃ。



私のせいで、傷つくのは嫌だよ。



私にも出来る事はあるはず。


待ってて。


奏は急いで私服に着替えて家を飛び出した。