聞いた所で私には関係ないから。 興味なんてない。 「それに、怖いかは分からないけど…私にとってこの世で1番怖いものがあるから」 「…やっぱ、お前は面白い奴だな」 「それはどうも」 それから黙ったまま、 顔にいくつか絆創膏を貼り付けた。 …これでよし。 こうやって男を助けたってあいつに知られたら 大変な事になる。 けど、何か知らないけどほっておけない。