「…女の私だから分かる事だけど、奏ちゃんは…きっと和人に迷惑掛けたくなかったのかも」 「迷惑だと?」 「守りたかったんじゃないのかな」 …ふざけんな。 守るのは、俺なんだよ!! 和人はその場を出ていこうとしたが、 玲香に腕を掴まれ引き止められた。