地獄に仏とはまさにこのこと あたしは梢さんの胸に飛び込んだ 梢「どないしはったん?!」 返事の代わりに、あたしは泣いた そんなあたしを見て梢さんはびっくりしていたけれど、あたしを両手で包み込んで 梢「大丈夫や、大丈夫…………。あたしはあんさんの味方や。安心しぃ……」 そう言って、背中を摩ってくれた 顔に張り付いた書物が涙で濡れるのもお構いなしに、あたしはワンワンないた