俺に惚れてよ~一匹狼の嫉妬~





「…壱縷、」



ぽつりと彼の名前を呟く。


拾った書類を手に、後ろを振り返る。


そうすればゆっくりこちらに歩み寄る無表情の壱縷。


いくら突き放そうが、傷付けようがーーどこまでも私を追いかける。