俺に惚れてよ~一匹狼の嫉妬~





そしてふと塙さんは時計を見てから小首を傾げる。




「会長。今日は壱縷さんを見かけませんが?」

「何も毎日生徒会室に来るわけじゃないしね」

「毎日来ていらっしゃるかと…」

「それこそ気のせいだよ」

「はあ…」




気の抜けた返事をする塙さん。


まあ言いたいことは分かる。