「そう言う割りには仲良さそうだよね、春日さんと壱縷って」 「え゙」 「春日さんの周りをうろちょろする壱縷を見てると犬っぽくて微笑ましくなるよ」 「…い、犬」 本当に微笑ましそうに笑う榛名君に対し、私は顔を引き攣らせた。 周りから見ればやっぱりそう言う風に見えるんだ、私と壱縷。 壱縷を引き連れて歩いているって思われててなんか複雑。