「…疲れた」





山積みの書類を見て項垂れる。


これでまだ三分の一。


書記と会計がいないのが痛手だ。


だけど、この時間を、榛名君と二人っきりで過ごせてることに内心喜んでる自分がいる。


面倒な雑務も、榛名君となら至福の時間。そう浮かれてるのは現実逃避と言うやつで、山積みの書類を見て現実に戻る。


そしてまた溜め息。