「まぁいいや。」


「…」


何が”まぁいいや”よ!

クルッとアタシに背を向ける修哉を見ながら頭の中で『修哉暗殺計画』を立てていた。



「…はぁ、買い物行かなきゃな。」



鞄に財布と携帯を詰め込んで、家を出る。



「あー…、大雨だ。」



どうしようか。このまま家に引き返すのも良いんだけど…。


冷蔵庫の中は空っぽだし?
…ツイテない。





「…しょうがない、行くか…」


白色に花模様の傘をさして、歩き出す。



目的地はスーパー。


ちなみに家から約5分。