上手に笑えてたかな。 驚いている中のみんなを見渡す。みんな、相変わらずで。...良かった。元気そうで、良かった。 みんなの顔を見たら、少し泣きそうになる。 ぐッ、と堪えて一番前にいた篠原くんに声をかける。 「篠原くん、」 「っ、桜さ...っん」 篠原くんは泣きそうな顔して、一瞬だけ下を向いて私の方に向き直ったときにはもうしっかりとした顔つきになっていた。...あの頃とは、違う顔。 「総長達、呼んできます」 「...うん。そうしてくれると助かるな、ありがと篠原くん」 「...いえ、」