「ったく、麻里奈は優し過ぎ。アイツ、麻里奈を突き飛ばしたんだから一発ぐらい殴っても良かったのに。」 「女の子にそんなことしちゃダメだよぉ!それに、あたしは無事だし!ね?」 にこぉっと笑う麻里奈。 「…麻里奈、ホントに大丈夫か?」 心配そうにする渉に、 「うん!大丈夫!それに、皆が守ってくれたしね!」 と、いう麻里奈。 皆が麻里奈を心配する中、『本当に桜が麻里奈を突き飛ばしたのか…?』と思った僕は、どうかしていたのかもしれない。