知っていて、知らないふりをした。 傷付けるのが怖いんじゃない。 自分が傷付くのが怖かっただけ。 …そうでしょう? 君も、私も。 __四葉のクローバー。幸せの象徴であるそれは、いつかは変わってしまうもの、なんだよ。 『知ってた?四葉のクローバーってね…』 _懐かしい君の声が、聴こえてきたようなきがした。