「桜、桜っ!アレ食べようぜ!」


「うん」


今は麗華の家で、パーティーをしている。

私に話し掛けてくれるのが修哉くん。いつもニコニコしてる。

私の為に、と食材を取りに行ってくれた。

元々端整な顔立ちをしているので、笑った顔は破壊力抜群です。

何故か私に良くしてくれる。
修哉くんは優しい。…私がドジだから、かな?



「桜、これは?」


「あ、それ美味しそう!」


修哉くんが行ったあとは、翔哉くんが。

二人とも、世話焼きなのかなぁ?


仲良くしてくれることは、喜ばしい事だけど。


「桜、楽しんでる?」

「うん!誘ってくれて、ありがとう麗華」

「ふふ。なら良かった」


にっこり笑う麗華。
こちらも美人さんなので破壊力抜群です。同性の私でもキュンキュンしちゃいます。


麗華の家族は、みんな優しくていい人。

麗華と修哉くんと翔哉くんは良く喧嘩をしてるけど、喧嘩するほど仲がいいっていうし。本当は仲いい兄妹だと思うんだけどなぁ。