どんなに嫌なことがあっても、朝は必ずやって来る。


目が覚め、明るい外を眺め、、、自然とため息が零れた。


学校、行かなきゃ。


昨日の今日で、お母さんは学校に来ないだろう。


担任にも、そのことを話さなければ、、、


そんなことを思いながら、あたしは学校へと足を運ぶ。


学校に着き、続々と生徒たち登校してくる。


その生徒たちから、鋭い視線を感じる。


あたし、、、いつもと、何か違うだろうか?


でも、、、


誰1人として、あたしに何か言うものは居なかった。


あたしの、思い違いだろうか?


そんな時間を過ごし、時間になり、いつものように帰ろうとした時。


「ちょっと、良い?」


クラスでも目立つ、女の子があたしに声を掛けた。