Dear Song

今日、バンドの練習はない。


だけど昨日、みんなは飲みに行った。


家が遠い3人は飲んだ後、家に帰らず、タクシー代をケチって、練習場所に泊まることが多い。


だから、今日も、、、


そんな期待をし、あたし部屋のドアを開けた。


やっぱり、居た。


てか、寝てるし。


昨日と同じ服装のまま、3人は雑魚寝している。


「う、、ヒメ?」


あたしがドアを開けたことで、伊吹の顔に調度よく光が当たり、目を覚ます。


「ごめん。起こして、、、」

「今、、、何時?」


その問いに、あたしは時間を確認する。


「10時、過ぎ」

「もう、そんな時間か」


伊吹はグッと伸びをし、立ち上がった。