アラビアン☪ナイトー砂漠の騎士ー

なぜか自然にアランの顔が浮かぶ。


ーー嫌よ、絶対。


私はジョミンさんじゃなくて…


「僕は」


そう言って、ジョミンさんは真っ直ぐに私を見た。


「…シャナさんが好きですよ」


思わず目をそらす。


そんなに真剣に言わないで。


ジョミンさんが私を好きなら、この婚約は成立してしまう。


私はお父様の言いなり。

断る権利はないのだから…