アラビアン☪ナイトー砂漠の騎士ー

ーー瞳に三日月を持つ者。


砂漠でアランと出会ったのは、きっと偶然なんかじゃない。


定められたことだった。


そうだとしか思えないわ…


たまたま砂漠で倒れていた人が、探し続けてきた人だったなんて…偶然で片付けられない。


「シャナ?」


アランが怪訝そうな顔をしている。


「アラン、あのね…」


私は一つ一つ言葉を選んで、ゆっくりと話し始めた。