アラビアン☪ナイトー砂漠の騎士ー

呪いの石に私が触れてしまったことを知ったお父様とお母様は、私を有名な占星術師のところへ連れて行った。


その人によると、私は石に呪いをかけられてしまったらしい。


その呪いは私が成長するに連れて大きくなり…死をもたらす。


そしてその呪いは、睡眠中におとずれる。


そんな私にかけられた呪いを解ける人は、この砂漠に一人だけ。


ーー瞳に三日月を持つ者。


だからその人を探しなさい、とその占星術師は言った。


けれど、今だに見つけられていない…


「シャナ、最近は顔色がいいわね」


ふいにお母様も窓辺にやって来た。


「ええ、よく眠れているの」