・・・もう、終わりだな。 わかっていたではないか。 いつか・・・こうなることを。 ボクはそっと、電源を切る。 あの人は・・・お父様は、必ず探し出してくれる。 だって・・・ 警察だから。 そう・・・ ボクは、警察のトップの娘。 まあ・・・わけあって離れて暮らしていたけど。 離れて暮らしていたとはいえ、娘が泥棒をするなんてね。 ましてや、ハッカーなんだから。 ゴメンネ。 今まで、騙していて。