「母さん、父さん!!」





叫んだ、




でも、返事がない。


部屋の中に入るとしんまりとした空気が流れる。






そのとき、





どっかーんっ………







「え?」




また爆音が聞こえた。



こんどはなんだ、また爆発したのなら今度こそやばい、



そう確信した。



でも、私は両親が心配で、





「母さん!父さん!!!」



叫びながら、家をでて町中探し回った。



私は、とにかく両親が助かっていることを願っていた。



そして、




「ーさ!」


え?さ?






「ありさっ!!、」







あり、さ?