翌日、私は早めに目を覚ました。

「ふわぁ・・・。」



いい朝だなぁ・・・。




今日も頑張らなきゃ。



寂しさを紛らわすためにゆっくりと起き上って



私はリビングに向かった。リビングで寝ているのは一つ下の弟




ゆいと。



全部ひらがな。



ゆいとは、私が嫌いらしい。


無視してくるし、私が近寄ったり話しかけたりすると嫌そうな顔をして



必ずこう、言うんだ。



「しね」











ゆいとがこうなってしまったのは全部私が悪い。


だめ、そうわかっていても、私はゆいととは仲良くしたい。




たった一人の家族・・・なんだから・・・・