あの頃の僕たちは






「み、みなみんと親友〜〜〜!!?」



「ええ、まぁ…」



亮太が大声をあげたので、ミーナはびっくりして桃之助の腕の中にスルリと逃げ込んだ。



まぁ、その反応、わからなくはないけど。大好きな芸能人が、友達の親友だなんて、普通はあり得ない。



今までテレビや雑誌の向こうにいたのに、急に身近に感じるのだ。




「そ、え、本当なのか?本当にみなみんと親友なのか?」


「こんなところで嘘ついてどーすんの」



「つか、さっきのLINEも、その美波って子からだろ?」



「えええっ!!!」




げ!なんで知ってんだ桃之助!




「さっきチラッと見えた」


「お前なぁ〜…!」



「な、なんて!?みなみん、なんて!?どんな会話してるんだ!?」



「ちょ、亮太!落ち着いてってば」



興奮冷めやらぬ様子の亮太は、あたしの肩をがっしりとホールドして、ブンブン揺らす。



「もーわかった!わかったから!見るからちょっと待ってろ!はぁ〜…。


えーと…


"ヤッホー、皆さんお元気かい?
そろそろ今の仕事が一段落するの!
仕事が終わったら、しばらくお休みが取れるから、そっちに遊びに行くよ!"



…………だって」





「ええええ!?みなみんが、来るのか!?」



あーうるせぇ〜!
言っても言わなくてもうるせー!