あの頃の僕たちは





「亮太って、みなのファンだったんだね」




とりあえず居間に戻ったあたしたちは、亮太がいれてくれた飲み物を飲みながら、あの部屋について話していた。



「ああ、まぁな。デビュー当時からの大ファンだ。グッズやポスターも、そのときからずっと集めてる」


普段のポーカーフェイス亮太は消え去り、頬を赤くして亮太は目を逸らす。



「じゃ、あれか?ミーナってのも、その美波からとったのか?」


「……そうだ。みなみんのミナからとった」



「み、みなみん………」



こりゃ、だいぶみなにお熱だな………



亮太の大ファンっぷりに驚いていると、LINEの通知で、テーブルの上のスマホの画面が光った。



画面を見て、あたしはギョッとした。



なぜなら、待ち受け画面は、
あたし、みず、さっちゃん、みなの4人で撮った写真に設定していたからだ。



(しまった…!)



気づいたときにはもう遅く。


亮太はガッツリとスマホの画面を見ていた。



「え……みなみんと…な、なんで?会ったのか!?直接!?」




亮太は驚きすぎて、動揺を隠せないようだ。


「あー、えーと…その〜…」





亮太の迫力に押されて、渋々あたしはみなのことを話した。