冬樹が迷子の挙句風邪で親切な人に拾ってもらえたってことでダッシュで向かうと。 「冬樹……!!!あれ、藤野さん!」 「早川先輩でしたか!」 助けてくれていたのは藤野で、冬樹は辛そうな顔で藤野にくっついていた。 なにこの光景、萌えるんだけど。 ってのはおいといて。 それからすぐ、冬樹がアレを藤野に放出してしまった時も、藤野は嫌な顔一つせずに冬樹を心配してくれてて。 頼りない俺についてきてくれた藤野は、ただひたすらに冬樹の心配をしてくれていたんだ。