うーん。
やっぱ変な気がする。
なんでこんなことになったのかな。
「汚いけど、どうぞ。」
あれから校内に戻って帰ってきた先輩と足早にお家へ。
セーターも借りちゃってなんか申し訳なかった。
「おじゃましまーす。」
どう考えてもおかしい。
あの女たらしの早川秋先輩の家にお邪魔なんて、ファンになんて言われるか…。
「え?っと、病院って何がいるんだっけ。」
サラサラの髪の毛をがしがしとかく先輩に、あたしは頭を抱えた。
この人がしっかりしてないせいだ…。
「保健証とかかりつけの病院のカード。」
「お、おぉ、頼りになるな!」
二カッと笑った早川先輩は合コンの人はあまりに違って、あたしはぽかんとしてしまった。

