「いや、気にするでしょ! …髪も汚れてる。」 吐いて泣きそうになってる冬樹君の方が、よっぽど問題。 オロオロしてる早川先輩に、あたしはため息をついた。 頼りなさすぎるよ、早川先輩。 「洗えば落ちますから。 落ち着いてください、先輩。 …とりあえず冬樹君持ってもらえますか?」 あたしが淡々というと、変な顔をしながら冬樹君を受け取った。