だいたまま立ち上がって、ぺこりと会釈。 今日もかっこいいし、乱れた髪も素敵だけど、そんなこと今は関係ない。 「冬樹!大丈夫か??」 「アキ兄ちゃん…気持ち悪い。」 小さく呟いた冬樹くんは、突然苦しみだして。 「うわっ、何やってんだよ! ごめんね、藤野さん、どうしよう!」 おもいっきりあたしのセーターにあれを吐いてしまった。 「あ、イイですよ、気にしないでください。」 そんなこと、気にすることじゃない。重要なのは、吐くほど容体が悪いってこと。