早川先輩の溺愛。




それから1週間たった頃だった。


4月ってもまだまだ寒いよねぇ…
ブレザー来てこればよかったよ。



黒色のVネックセーターを制服の上に着たあたしは、無意識に腕をさすった。



今日は学校の関係で、10時からの登校。私立のいいとこは、割と頻繁にこう言うことがあってゆっくりできるとこだ。



そんなとき。
水色のスモックを着た男の子が泣きそうな顔をして歩いてた。



…超可愛くて、なんかみたことあるようなそんな感じ。


「どうしたの?」


しゃがんで男の子と目線を合わせたあたしは、にっこり微笑んだ。