「監禁はまずいんじゃない、秋。」 女の子が去ったと同時くらいに聞こえた声は、背後からで。 出現の仕方がこうも毎回同じだと、なかなか怖かったりもする。 「隼士…」 「やっと、くっついたか。 はじめ秋が女のとこ行こうとした時、マジで殴ろうかと思ったけど。 …相手が藤野でよかったね?」 あたしの方まで歩み寄った宮城先輩は、よしよしとあたしの頭を撫でた。 「こら、さわんな、俺のだぞ!」 早川先輩はそんな宮城先輩の手を払って、あたしを腕の中に閉じ込めた。