「何抱きついてるのよ! …秋君は、あなたのモノじゃないのよっ?」 早川先輩を呼んだ金髪の女の子は、そう声を荒げてあたしにいった。 そんなのわかってる、わかってるけど。 「早川先輩はダメ。 絶対あげません、絶対ダメ。」 「藤野!?」 あたしは早川先輩に抱きついて、金髪の女の子に言い放った。 もしも早川先輩が、あたしのことを少しでも好きでいてくれるなら、 あたしは諦めたくない。 もう手放したくないから。