ダンスパーティの日、俺はいい働きをしてやったと自負してたんだよね。



切ない役回りを買ってでてやったわけなんだから。



予想通り、一瞬だけだった俺のお姫様は王子にさらわれて、俺はその後ろ姿を微笑んで見送った。



きっと今日秋は告白して、もどかしかった2人はやっと付き合うに違いないと、




そう思ってたんだけど。