「秋はね、藤野とであってマジで惚れてさみしくなくなったの。
でもそれが今はあんな…なわけ。


もし藤野が本当に秋が好きじゃないなら俺も秋も納得いってるよ。
でも、こんなのは納得いかない。


それでも納得しようとして、秋はあんたを忘れてやろうと躍起になってんの。」



あたしはただただ、目を見開くことしかできなかった。



「藤野いったよね、俺に幼馴染が大事な気持ちはわからないって。


…わかるよ。
俺にとって秋は大事な幼馴染で友達だ。
傷ついたあいつを見たくない。

もちろん、傷ついた藤野もね。」