「そんな俺でもいつもあったかく受け入れてくれたのがあの食堂。」
「美味しかったですもんね、おばちゃんの笑顔も最高でした。」
あたしの言葉に声をたてて笑った早川先輩は、人気のない公園まできてどかりとベンチに座った。
ぽんぽん、と隣を叩いた早川先輩におとなしく従って座った。
「…先輩はさみしいのに、この間あたしを慰めてくれたんですね。」
あたしなんかよりきっと辛い思いしてるはずなのに。
「俺言ったでしょ。
…藤野1人くらいなら受け止めれるって。」
優しくいった早川先輩は、あたしの頬をそっと撫でた。
その指先は暖かくて、あたしの冷たい指とは大違い。

