早川先輩の溺愛。




「おぉー、庶民的食堂!」


連れて来られたのはいい匂いが漂う年季の入った食堂。


おばちゃんの元気な声と、飲み始めてるおじさんの陽気な声。



「ここのカツ定食は上手いんだ。」


「じゃあそれにします!」


グッと伸びをした先輩は、椅子にどかっと座ってニコニコ笑った。


あたしたちの格好はなんともこの場には不釣り合いで、ちぐはぐな感じもするけど、


「あ、水いる?俺とってくるよ。」


「あ、ありがとうございます!」


早川先輩がすごく身近に感じてあたしはなんとなく嬉しかった。