「藤野が綺麗すぎるから愛でたい。」 「ちょ、なにいってんですか!!」 そんな文句初めて聞いたんですけど!? 楽しげな早川先輩にドキドキしながら、豪華な扉から外にでた。 夏が始まった外の空気は少しじっとりしていて夏の香り。 「メシどこ行きたい?」 「んー…早川先輩にお任せしまーす。」 外を歩くにはちょっと恥ずかしい格好で、いろんな人の視線を感じながら栄えた夏の夜道を歩く。 「…外でも藤野見られてんだけど。」 不機嫌な声でいった早川先輩は、おもむろに上着を脱いであたしに羽織らせた。