早川先輩の溺愛。




周りを見ると、確かに視線を集めてることは間違いない。


この状況はかなり恥ずかしい。


「ここじゃなかったらいいの?」


「へ、」


ニヤリと笑った早川先輩はあたしの腕を掴んでグイグイ引っ張って歩き出した。


「楽しんでこいよ〜」


宮城先輩は手をひらひら振って満足げな顔。

…もしかしたらこうなるってわかってたのかも。


「ドコ行くんですか?」


途中で腕を離してあたしの腰に手を当ててエスコートした早川先輩は、クスリと笑った。


「もっと気張らない所行こう。
…ここじゃ男は藤野見るし、ゆっくり藤野にさわれないし。」


「はじめのは賛成ですけど。
触れないってなんですか!!」


いつもにましてストレートな早川先輩にあたしの顔の赤さは引くことがなくて。