早川先輩の溺愛。




ただ、あたしはいつ早川先輩の物になったのかは謎なんですけど。


「あーも、見んな男!
藤野もそのドレス、胸開きすぎじゃん。」


「あー、やっぱ似合わないですよね…」


そんな遠回しに言わなくても…。
見せるほど綺麗な胸でもないし。


「そんなこと言ってないだろ。
…似合いすぎて男に見られてるのがムカつく。」


「だーかーらー、あたしじゃなくて先輩たちを見てるんですってば!」



胸の中で抗議すると、おもいきり大きなため息をつかれてしまった。


「ってかお二人さん、こんなど真ん中でいつまでもイチャイチャするのやめてくれない?」


ムカつくんだけど、とニコニコ笑顔の宮城先輩に、あたしの顔はぼぼっと赤くなる。


「赤くなるの可愛い。」


「えっあっ、早川先輩っ…」


「なに?」


「恥ずかしいから、離して…」