これはあたしも知ってる。
キスマークってやつで、つけるとしたら彼氏とかにつけられちゃうやつで。
「な、何してるんですか、怒りますよ!?」
首を抑えたあたしはキッと宮城先輩を睨みつけた。
…信じられませんから!
「もう怒ってるじゃん。」
「反省してください!
あたしは宮城先輩のおもちゃじゃないんですよ!?」
悪気なさそうにケラケラ笑う宮城先輩に、あたしはぎゅーっと頬をつねった。
「なにすんの、腫れたら大変だろ!」
「あまり余ったお金で病院にでも行ってください。」
もう、サイアクなんですが。
「藤野、最高だね。
…秋たちが本気になるのもわかるわ。」
「あたしは最悪の気分です!」
ケラケラ笑続ける宮城先輩に、あたしはもう怒る気も失せてはぁ、とため息をついたのだった。

