必然的に早川先輩は慧の胸に飛び込む感じになるわけで。


「…慧、大丈夫だよ?
あたし同性愛とか偏見ないし、えと、助けにはなれるとおもう。」


「あぁ!?ちげぇよ!」

「早川先輩だってきっと…ね?」


青ざめていく2人がかなりツボ。
宮城先輩もとなりで笑いを堪えてる。


「いつでも相談、のるよ?」

「マジでちげーし!!!」
「藤野、俺違うよ!?」

顔色悪すぎの焦りすぎだから!
2人の様子についに宮城先輩は吹き出した。


しばらく私の部屋には、全力否定する声と笑い声が響き渡ったのでした。