「そうなんだ…ごめん」 そんなこと知らずに軽率な発言して… 「…いいんだよ本当のことだし」 なんだか少しだけ… 神楽仁のこと…強いなって思えた。 「あ、でもそんな俺のために海原がお弁当作ってくれるっていうなら……ボヘッ!」 あたしは持っていたおにぎりを神楽仁の無駄に整っている顔面に投げつけた。 …前言撤回! やっぱこいつはチャラチャラのプレイボーイだ。