悠河先輩が西校総長だとは思わなかったけど、姫先輩の話で何となく気が付いた。
悠河先輩、ガタイがいいと思えば、総長だったんだね。
「その……USSって……何?」
「それは……〜〜〜ぃの会です……。」
「……は?え、何て?」
私の声が聞き取れなかったのか、姫先輩は再度問いかけた。
これを私の口から言うのはちょっと……いや、すごく恥ずかしいから声が無意識に小さくなっちゃうんだ。
「〜〜〜ぃぃの会です。」
「聞こえないって!」
「っ、だから、うちのシスター世界一可愛いの会ですってば!!」
てば!!
……てば!!
…………てば!!
エコーがかかったかのように部屋の中で反響する声。
「……。」
「……。」
「……。」
姫先輩も、恵も、東麻君も。
何か言いたげな顔をしてこちらを見てる。
「「「何その訳わかんない会……。」」」
気が合わないはずの3人がハモった。
何か色々と、恥ずかしくて死ぬかと思った。
《USS》
うちの(Ucino)
シスター(Sistar)
世界一可愛い(Sekaiicikawaii)の会。
略してUSS。
会員数、2名。
言わずもがな、お姉ちゃんと悠河先輩。


