ヤクザに愛された女

すると、抱き締めていた腕を解いた。


それを、不覚にも寂しいなんて思ってしまった。
  

「なんだ?寂しいか?ニヤッ」


意地悪に口角をあげる。


「っ!寂しくないもん!」


「ちっ....もう、疲れただろ?今日は寝ろ」


すると、私にとろけるような笑みを浮かべた。



湊....ありがとう。


湊の『望まれてない命なんてない。望まれてないのなら俺が望んでやる』この言葉一生忘れない。


私は、ずっとこの言葉を言ってほしかったのかもしれない...。