ヤクザに愛された女

「....桜庭麗愛様ですね?」


ニコリと紳士的な、笑みを浮かべた。


「なんで私の名前....」


「....新城なら、一人の名ぐらい簡単ですよ。

それに、麗愛さんはこの街でも有名ですし。」


私が、有名...?

そんなわけ...ないじゃん。


「すいません。自己紹介を忘れてましたね。


自分は、若の側近 来島要弥(きじま かなや)と申します。」


再びペコリと頭を下げると爽やかに笑った。


すると、リムジンの中から不機嫌な低い声が...

「おい...要弥。いつまで、そこにいる。早くしろ」