私は悠が大好きだった。 悠のたまに見せる笑った顔も不器用な優しさも。 本を読んでる横顔も勉強している真剣な顔も。 悠のすべてが大好きだった。 あの時誓った言葉。 今でもちゃんと覚えてるよ。 高校一年生の春。 悠と出会って一生分の恋をした。